やっぱり鶏肉が好き

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生きていたなら

ということで

昨日、マダムマミー(同じ建物の一階に住む親切なおばあちゃん)に頼まれていた

スカートの裾あげが終わったので、持って行って、ちょっと立ち話。


「私の主人が生きていたなら、今年で結婚60年目なの。 毎日彼を想うわ。」と。



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実は私の下の住む90歳越えしたおばあちゃんのお世話をこのマミーがしていたのです。

「世話をして10年。 この3年間は100%、私が面倒をみてきたけれど」

80すぎのこのマミー。 本当に人がいいのです。 良過ぎるのです。

この間、このマミーが「下のおばあちゃん倒れて起き上がれないから、手伝って」とうちにきました。

主人が手伝っても、100kg越&自分で起き上がる努力をしないので、無理。

すぐに消防士さんに来てもらって、機械を使って起き上がらせたそうです。

元々ちょっとイジワルなおばあさんだったよう。

「ひどい言われ方だってしたけれど」とこのマミー。

おばあちゃんの息子さんは癌になり、自分の母親の世話ができないからお願いしますと、

土下座されたそうで、「世話しないわけにはいかないじゃない。」と。

市のサポートセンターからご飯は届けられるが、彼女は捨ててしまうそう。

夜はマミーがご飯を作っていたそうで、それはペロっと食べて、デザートまで食べるの。と。

さすがにこれらの食材はおばあさんから預かったお金でやりくりしていたようだけど、

じゃー買い出しは? 準備は?? 洗濯物、下の世話、部屋の掃除。 全て彼女がやっていたのです。

家族はいるのです。でも、誰も世話をしないのです。

さすがに今回は病院行きになり、酸素マスクをしての生活をしているよう。

でも、「洗濯物を取りにきてください。臭くってしょうがないです」と病院から電話が。

もちろん、このマミーに電話がくるのです。 

今回はお孫さんが登場したが、やりたがらないそう。 

でも、「自分も体のあちこちが痛いし、もうこれ以上はお世話しないから、

あなたたち家族でしてちょうだい!!」とはっきりと言ったそう。

なのに、「大丈夫!! いつも元気だから、すぐによくなって、今までのように出来るわよ!」とお孫さん。

どんだけ神経ずぶといんだよ!!ってか、何様ですかあなた??って発言。。。

「あの子はここの家を売って、お金が欲しいから、老人ホームに預けるお金を渋っているのよ」と。

そう、本来なら家を売って、そのお金で老人ホームにお願いすべきなのに、

自分は人に世話をさせておいて、お金は欲しいのだ。 

このマミー、本当に人がいいのです。 心が広い。

いっぱい生きてきて、いっぱい人と出会って、世話してきたからこそ、

いっぱいいい事もあったけど、いっぱい悲しい出来事にも出くわしているのです。


「あなた達はいつまでも一緒にいるのよ」と。

子供にとって、両親が一緒にいる事は一番大事なんだから。と。

「6年前に主人が死んでね。 生きていたなら今年で結婚60年目なの」

「毎日彼を想うわ」


彼女の子供は何人いたか忘れちゃったけど、4、5人はいたような。

そのうち2人は同じ建物に住んでいて、よく立ち話をする。

その2人とは別の息子さんが子供が小さいうちに離婚して、

それが大きな傷となった子供が、バイクで猛スピードを出して自殺行為をした事があったと。

骨が肝臓を突き刺して、腕なんて複雑骨折で、棒(なんていうんだっけ)が入っているのよ。と。

13歳だったそう。。。 あの言い方だと、今も生きているようだけれど。。。


彼女のお孫さんがアルジェリア人との子供を授かって、出産した日に彼は出て行ったと。

「自分は子供は欲しくなかった」と。

このマミー、出産の報告を受けて喜んで病院へ行ったら、「"彼と別れた"って言うのよ」と。 

今、ひ孫くんは6歳。 ママはお仕事なので、学校帰りはこのマミーのお家にくる。


他の子供も離婚して、再婚して、子供は再婚相手と上手くいかず。。。 

と悲しい話は尽きないのだ。 

それでも上手くいってる家庭はあるんだと思う。 

でも、このマミーは悲しいこともいっぱい見てきているからこそ、願うんだと思う。


日本でも高校生が産まれたての赤ちゃんを公園に捨てたとか。

親は何をしていたんだ??ってまず思った。

子供を授かる事の重みは、いつから軽く考えられるようになったのか。。。

いや、考えもしてないんだろうな。 「あ、出来ちゃった」 

もっと国をあげて、対策して行くべきことだと思う。本当に。


最近読んだ本も、ちょと前に前に書かれた物かもだけど、

「躾を知らない親に育てられた上に、怒らない育て方を推進する時代で、

それって楽だからね。 みんなそれをよいしょして、結局子供は好き放題して、

今になって親は苦労するんだ。」って場面があって。


ちょうど主人の姉とその娘がまさに上手くいっていないのだ。

そして、この間パパが来ていて、その話になって、「場合によってはバシっとしないとな」と。

姉さんもパートナーと別れて、一人で子育てしている。

幸いに上の息子はひねくれる事なく育っている。

が、下の娘は小さいころからすごい性格をしている。

「こんな言い方親にしたら、私は叱られていた」と何度も主人に言った事があるほどひどい。

やっぱり片親ではやりきれない。 家の事だって、専業主婦がいるくらいだ。 大変な仕事だ。

仕事はフルタイム、家事も一人でする(なぜ子供たちにやらせないのか不明)。

役割分担じゃないけれど、子供を育てるって、片親では足りないのだと思う。

ここの娘は一時期よくなったかな?と思っていたら、

ちょっとした事(私にはとんでもない事だけど)があり、それがきっかけかどうかは不明だが

親子喧嘩が増えたようで。 そもそも親子で喧嘩って、私にはあり得ないからなぁ。


子は鎹(かすがい)。 昔の人はこれをポジティブに捉えていたのだろうか。 

今の人はこれをネガティブに捉えているのだろうか。 

そもそも正しい意味を知っているのだろうか。

鎹とか、建築上で使われるもので、木材同士をつなぎ止めるコの字型のものをさす。

そう「夫婦の間を取り持つ」という意味になるのだ。

大分前にこの話をしていたら、「子は障害な場合もあるんじゃない」って。

もちろん、彼女は一例として言ったに過ぎないことはわかっている。

でもビックリした事を思い出す。 そんな発想、思いもつかなかったから。。。 

物事は人それぞれの捉え方があっていいのだ。 そう思う人もいる事を知る事も大事だと思う。

例えそれが悲しい考えであったとしても、存在しうる限り、そういう人生もどこかにあるのだ。


親になってみた所で、今日の自分の体調や気分で、微妙に子供との接し方に影響が出る。

まだまだ自分をコントロールしきれない自分。

自分はあまりネガティブシンキング女ではないので、

「しまった、あれはまずかったな」と思えば、次は気をつけよう!!と前向きになる。

あまり落ち込まないのは、まずいかな? 


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いつまでも仲良くやっていける自信がある私。笑 

でも、しみじみ言われると、思わず涙目になってしまった。

簡単そうなことで、難しいことなのかな。 

La vie est belle.  (人生ってすばらしい)

私はそう信じて、願って、生きて行きたいと思う。


長くなっちゃったけど、みなさんも末永く仲良くね!! ポッチ☆Merci。

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by junjun0625 | 2011-05-12 09:52 | quotidien 日々のこと