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やっぱり鶏肉が好き

junjun0625.exblog.jp

C'est la première expérience !

 初めての経験★

と、いうことで、主人のお友達夫婦の息子くんのLoucas ルカスのBaptême(バテンム)洗礼式に参加してきました。

 
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 彼女はルーマニア人で、キリスト教でも、Orthodoxe オーソドックス。

 あまり知られてないオーソドックス。 キリスト教といえば、カトリックか、プロテスタントしか思いつかない。

 ルーマニアから家族も来ていて、彼女の弟カップルがParrainとMarraineになりました。
もし洗礼された子のパパが亡くなったあと、父親としての役目を担うのがこのParrain(代父)。
ママの場合は、Marraine(代ママ)。 と、責任重大な役目なんですね。

 招待されていたいとこ君と、彼のママ(私から言うとおばさん)と4人で出発!
が、今日4月12日はPâques(パック)キリストの復活祭なんですね。 そのために学校関係春休み突入。
と、パック前に田舎の家へ!!ということは、大移動ですよ〜。 渋滞ですよ〜。

 なんとか12時には間に合ったものの、主役たちが来てませんでした。


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 でも、ここの教会が見事な事!!
とっても小ぶりで、「え、ここ??」みたいな。
しかも、木でできてるんです!! そんな教会、見た事ない。なくない??
そして、ここはオーソドックス ルーマニア式。の教会。
この教会を見つけた時、彼女が喜んでいた事を思い出す。

 既に到着している主役側の家族たち(誰が誰だか分からない。。。)と挨拶し、次々到着する方たちとも挨拶して(さらに誰だかわからなくなり、挨拶だけで誰も自己紹介しなくなった。笑)。

 教会から、神父さんが笑顔で、でもちょっと困った顔して出てきました。

「え〜、Bonjour Monsieur。 彼らはまだ到着してないんですが、もう来ます」と、いとこ君が報告。
その後。笑
「オーソドックスっで、神父さんに対して、Père(カトリックのように「父」)と呼ぶのかわかんなくって、思わず、ムッシューって言っちゃったよ〜」と、おどけてました。笑

 そして主役たちも到着。
挨拶もそこそこに、早速教会の中へ。 

 これまた見事なこと!!! すんごく小さいの、中も。
だけど、全面に聖人の絵が描かれているんですわ。 木製のキャンバズにいっぱいの色とりどりの聖人。
彫刻やステンドガラスが見事なカトリックの教会はいくつもいくつも見たけれど、ここは別世界。
私たち30〜40人ほどいたけど、きっと5、60人でめい一杯かも。ってほど小さいくて、ゴージャス。

 フランス語も訛りのある神父さん。 もう宗教用語はさっぱり分からなかったけど、興味深い時間をすごせました。 「カトリックの方が多いと思いますが(なぜか目が合っていた気がする。笑)、オーソドックスは3つBatpême(洗礼)、Confirmé(堅信を授かったことの確認?)と、ほにゃらら(ききとれなかった。。。)を同時に行うので、ちょっと長い儀式になります。」 との前置きがあり、聖書もフランス語とルーマニア語を交えてでした。 

 クライマックスの水浴び。 頭に水をちょこっとかけるだけだったり、手に水をつけて頭に押し付けるだけだったりと方法は様々なようですが、オーソドックスは浸礼といい、全身どっぷり水の中に入るんですね。
 初めは白い服を来ていたルカスも、全身すっぽんぽんになり、さて入浴。 見えなかったんですが、3回、水の中に入れられるそう。 その後、真っ白の服(タオル)に身を包み、残りの儀式を行いました。
その後、聖膏をぬられ、「ルカスとみなさんのために歌いましょう」といって、ルーマニア語なので彼女の家族のみでしたが、なかなかな合唱。
そして、その聖膏を拭き取る滌浄(できじょう)が行われ、その後、剪髪式(せんぱつしき)といい、髪の毛を少し切るんです。これは信者としての初の捧げものとされていますが、記念に残すものだそうです。

 そのあとは洋服を来て、おしまい。

 「子供の洗礼で泣かなかった子は、ルカスが初めてです。」と神父さん。
神父さんの肩や背中に触れたり、聖書をいじるルカスを心配そうに眺めていたパパ。 
感無量な様子で儀式に参加するママ。 
それを温かく見守り、時には笑いが起こったりの家族たち(と、私たち)に囲まれて。

 とにかくみんなが 「C'etait intéressant !!」 興味深かったわ と。

 その後は彼らのうちのお庭にてブッヒェ。 といっても、到着して飲み物が配られた頃にはもう2時半!!
やっぱり儀式は長かった。笑 
 そして35〜40人はいたであろう人数分の食事が用意してあったんです!!
すごい★
 彼女はもともと料理も好きだし、おもてなしも「足りないよりも、多すぎるほうがいいの」とディナーに誘われた時も、お持ち帰りするほど。 中には、「軍隊の食堂だぜ!!」と表現するほどの量でもてなしてくれる。
 今回もすごいのなんのって!! デザートも親戚の方も作ってくれたようで、おばあちゃんからのプレゼントということで、ケーキ屋さんで注文した赤ちゃんカゴの形のピエスモンテ(シュークリームをキャラメルでくっつけて形作るタワーケーキ)もお見事でした!! 
 
 お天気にも恵まれ、お庭でみんなでわいわい。 ルーマニアからの家族とは英語の話せる人たちが会話をしていたけれど、私は聞いてるだけで精一杯。汗 
主役のパパ側の家族で彼のお母さん方の家族はおしゃべりー。笑
いろんな話ができたり、直球な物言いにひるまない主役のママに関心しつつ、直球な分だけ親しみを感じる午後をすごしたり。 

 とにかくワンピースのウエストの切り替えが座るとお腹に食い込むほどに、美味しくって食べ続けた午後。笑
それでも、残ってる、残ってる!!

 「私、あのサラダを持って帰りたーい」とリクエスト。笑 
リクエストしたほうが礼儀正しいゲストな気にさせられるほどのファミリアルな彼女たちカップル。
主人とつき合いだしてから、いろんなフランス人などに出会い、付き合いも増え、家族以外として、友達のなかで一番最初にすんなりと馴染めたのが、この彼女オンドレア。 フランス語もとにかく完璧で!

 そんな彼女たち家族とのふれあいは、いつも私をほっこりさせてくれる。

 そのうち和食ディナーのご招待でもしないとなー。汗
料理上手、もてなし上手をもてなすなんて、度胸がいるわ。。。笑

 さて、今日は復活祭。 
 昨日、いとこ君ママに「明日のお昼、中華に行くけど、一緒にどう??」ということで、昨日は「また明日〜」とお別れし、復活祭なのに中華っていう、おもろいシチュエーションになりそうです。笑    うちは主人もカトリックでもなんでもないので、クリスマス以外はなんにもしません。
 そのあと、まだ家族にアパートを紹介していなかったので、その後はお茶をうちにてする予定。

 そんな日曜もありだねー。  


 
 

 
  
by junjun0625 | 2009-04-12 07:23 | fête お祝い