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やっぱり鶏肉が好き

junjun0625.exblog.jp

Le Renard et l'enfant

 直訳だと、「キツネと子供」という名の映画を紹介。

 フランス映画だとは思ってなかったんです、まず。 

 オレンジ色の髪に、そばかすをちりばめたほっぺに、服はムラサキ色の主人公が一匹のキツネと出会うことで、物語がはじまるんですね。

 広告とCMでは、「まー、キツネと少女のお話ね。」ぐらいで、子供向けの映画だと思ってました。

 「TVでやりまっせー」CMをみたとき、、「是非観たいですねー!!」と。

  
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 大自然の中に住む少女。 ご近所さんちまで、何十分??みたいな環境。
映像は文句なくきれいです。 水もおいしそ〜、みたいな。

 この少女がキツネに出会い、彼に近づことに一生懸命なんですね。  野生動物の習性をわかっている大人の私たちからすると、ヒヤヒヤするんですね、彼女の行動が。
 それでも、少しずつ距離を縮めて行くんです。 が。。。

 それをママになった少女が、息子にお話をしているという設定なんだすね。

 結構、衝撃的でした。 最後ね。
なんていうか、この少女の大自然とお友達なんじゃないかと錯覚するほど、とけ込んでいるにも関わらず、動物を愛する気持ちもひしひしと伝わるにも関わらず、結局は人間のエゴがより一歩前へはみ出てしまった瞬間、すべてを失うほど、自然や野生って壊れやすい繊細なものなんだなって。 

 動物を飼っていて、飼い方一つでは、「もろ、人間のエゴだろう」ってこと、多々あるなーと。
すでに、小屋の中で飼う事自体、動物を拘束している事自体、エゴだろう。。。と言い出したら、きりがないんだけど。 友達に、「家猫にすれば、アレルギー症状、起こさないみたいだから、そうする」って聞いた時、結構ショック受けたんですね。 私も猫アレルギーだけど、それでも猫が飼いたかったら、がんばるかー!!お薬もらってくるかー!!と思っていたので。  でも、もっと、すごい方、いるみたいですね。 そう考えたら、上の彼なんて、かわいいもの。 それでも、飼い主次第で、その子たちの運命は決まると言っても過言ではない?。。。ので、動物の世界も、ラッキー、アンラッキーがあるんだなって。 飼ってあげるなら、たくさん愛情を注いであげたいものですね。

 うちではハムスターの純子ちゃんがまだ元気に生きています。 躾のしようがないので、おもいっきりかわいがっています。 寿命が短い分、結局は誰かに飼われる運命の元に生まれたなら、「わたしゃ、しあわせでしたよ〜ん」と思ってもらえるように。

 と、自然と人間。 考えさせられる作品で、子供と観て、そのあと、いろいろ話ができたなら、なにか大きなものを得られるような。
 そんな、大人も子供を一緒に観られる、素敵な作品、みなさんは、どう心に残るのかしら?
by junjun0625 | 2009-02-03 21:11 | film 映画